花粉症対策に天然の花粉玉が効果あり

「花粉」と聞くだけで、鼻がずるずるとしてしまう人もいるのではないでしょうか。
第一三共株式会社が行った、全国約15,000人を対象とした調査では、なんと26.5%(4人に1人)の方がスギ花粉に悩まされているという結果になっています。

個人差が大きく、花粉が多く飛んでいる日だけ鼻水が出る人もいれば、少しの花粉だけでくしゃみが止まらなくなる人もいます。
ここでは、養蜂の副産物の1つである、花粉玉が花粉症の予防に効果があるのではないかという論文とその方法について紹介します。

根拠はアメリカのウェブサイトの記事です。
※ このコラムは、花粉玉(ビーポーレン)の効果効能を明記するのではなく、海外記事の紹介をする記事です。

花粉玉とは

注目されている「花粉玉」とは、蜂の食料でもあります。

どのようにして、作られるかというと、蜂が蜜を取る際に体に花粉が付着します。
その花粉が花について「受粉」が行われるのですが、一部の花粉は蜂が口や前肢で集め、蜜などで丸めて「花粉玉」を作ります。

玉にするのは運びやすくするためと思われ、
蜂の後肢には格納するポケットのような箇所があり、花粉玉を巣に持ち帰っているのです。

持ち帰った花粉玉は、蜂蜜同様に保管し、食料として食べます。

養蜂を行っていると、蜂蜜の他に、花粉玉も蜂から分けてもらうことができます。

honey

花粉玉(ビーポーレン)の活用の歴史

日本ではあまり活用されていません。

養蜂をしていれば、それなりに蜂からわけてもらえるのですが、あまり需要がないのか日本の養蜂家さんたちはあまり採っていません。

ただヨーロッパでは古くから健康食品として用いられてきました。
花粉玉は、その成分の多彩さから「パーフェクトフーズ(完全な食品)」とも呼ばれビタミンやミネラルをはじめ多くの成分が含まれることが知られています。

解明されていない成分も多いので、これからの研究に期待されていることが多いのも事実です。

花粉症への期待もその1つです。

花粉症のメカニズム

花粉症の発症メカニズムは、単純で花粉症を発症する前は、花粉という異物を体が受け入れてくれています。
しかしある一定の段階で体が花粉をいう異物を「排除しなければいけない」と判断する時期が来ます。

排除しようとして「IgE抗体」が体内にできます。
次に花粉という異物が体内に入りだした時点で、くしゃみや鼻水・涙で体の外に出そうと体が反応を始めます。
その症状が花粉症です。

鼻水を出し、花粉を外に追い出すよう防御する症状が花粉症です。

花粉玉が花粉症に効くかもしれない

「花粉玉が花粉症に効くかもしれない」そんな期待が出たのは、2008年に「ビーポーレン(花粉玉)の抗アレルギー作用の検討」という論文が発表されたことからです。
論文では、花粉玉を摂取するもとで花粉症の症状をおさえることができる可能性があるというものです。

そして最近、改めてアメリカのウェブサイトに、花粉玉についての記事が載りました。

Bee Pollen- An Overview

その中に花粉玉をどのように摂取していけばよいのかという記載もあります。

1日目 1/2粒
2日目 1粒
3日目 2粒
4日目 4粒
5日目 8粒
6日目 小さじ(ティースプーン) 1/6
7日目 小さじ 1/8
8日目 小さじ 1/4
9日目 小さじ 1/2
10日目 小さじ 1杯

その後引き続き、 1/2 -1 杯を毎日摂取する

という方法です。

摂取時の注意

花粉を摂取することにもなるので、副作用には注意する必要があります。

あくまでも補助食品なので、特に制限はないようですが、食べ始めは、最小量でアレルギー反応がないかを確認します。
もしも、アレルギー反応が出たら、使用を止めればおさまります。

少量で食べると味は感じませんが、甘さと苦さが混ざっている味わいです

アラスカの花粉玉

アラスカでは、2017年より本格的に花粉玉の収穫も検討しています。

2017年の秋冬には「オーガニック49クラブ」の会員様へ発売ができるようにしたいと思っています。