完全分業のミツバチの生態

蜂蜜をもらうため、養蜂をするのに欠かせないのがミツバチの存在です。
彼女たちはとても不思議な社会を作り、生きています。

ここでは、ミツバチの生態について紹介します。

ミツバチの社会

ミツバチは大きく3つの層で社会を作っています。

出産が仕事になっている「女王バチ」を中心に、巣のお世話をする「働きバチ」と小づくりを手伝う「雄蜂」です。

ミツバチの面白いところは、集団で子育てをします。
誰の子供とか、誰の食料とか関係なく集団で支えあって生きています。

その中心となるのが働きバチの存在です。

働きバチの一生

働きバチは卵から3週間程度で成虫になります。
シーズン中の寿命は短く 成虫になって30日程度で命がつきます。

年齢に応じ仕事が割り振られています。

1-3日 巣内の掃除
4-10日 卵のお世話
11-20日 巣作りや巣の守り
21-30日 蜜を集めに行く

大きくこのような仕事です。

蜂蜜を採りに行く働きバチは最も年齢の高い層の蜂です。

ちなみに働きバチすべて「メス」。

もしも巣から女王バチが不在になってしまうと、無精卵だけど卵を産むこともできます。

常に動き回っている優秀な存在。
彼女たちがいなければ、蜂蜜をいただくことができません。

honey

雄蜂

女王バチや働きバチの陰に隠れている存在が雄蜂です。

巣に100匹程度いて、女王バチと交尾するだけの存在です。
しかもまったく働かず、働きバチから食事をもらっています。
外敵がきても戦いません。

一応、女王バチを探し飛び回ります。
それだけの存在なんです。

楽な存在と思いますが、結構かわいそうです。
まず、うまく交尾できたとしても、交尾により生殖器がえぐられるので命を落とします。

交尾できずに生きている雄蜂は・・・いずれ働きバチから巣を追い出され捨てられます。

「用なし」になった雄蜂にまで食事は与えてくれません。
もちろん追い出された雄蜂は食事をとることもできず、一人で生きていくこともできません。

意外にかわいそうな存在です。

女王バチ

女王バチは群れに1匹の存在です。
彼女が中心となり、働きバチが子孫を残すため動きます。

実は、働き蜂も女王バチも卵の段階では同じ存在です。
女王バチの卵にだけローヤルゼリーが与えられ、女王バチとして生まれてくるのです。

女王バチは他の蜂よりも2回りほど大きく、寿命も5-8年ほど生きます。

食事が「ローヤルゼリー」というだけでまったく違う体になるのが蜂の不思議です。

蜂の社会は究極の分業となっています。

※ オーロラハニーの養蜂場ではまだローヤルゼリーは取れていませんが、今後ローヤルゼリーや蜜ロウ、プロポリスなども採取していきたいと思います。